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ぐっすりへの道 第二話「睡眠の役割」

ぐっすりへの道 第二話「睡眠の役割」


●身体の休息?脳の休息?



長い間、睡眠とは何か、睡眠の役割が何であるのかについて様々な「睡眠論」が答えを求めてきたが、完全な政界にたどり着いているかどうか、現状では不明である。最近の数十年間に、身体の休息(疲労回復)のためという役割もさることながら、脳の休息と睡眠との関係が注目されてきた。確かに、身体の休息とメンテナンスは主として睡眠中になされることが多く、睡眠中に生じる現象としては、身体の休息と修復(明日の活動への準備)という要素は欠かせない。ただそれを管理、つまり指令を出して調整をしているのは脳(主に脳幹)の仕事なのである。また、眠ってしまわずに横になった状態でも身体的な疲労はある程度回復するが、ヒトの脳(特に大脳)はエネルギーを大量に消費するため、疲労しやすく放置するとすぐに傷んでしまうと考えられている。さらに、大脳の休息は必要というものの、睡眠中ずっと休んでいるだけではなく、修復と共に活性化もなされているということがわかってきた。そのため、現代の睡眠科学(特に、ヒトの生理的(脳波)睡眠について)では、脳の休息と活性化という観点が研究のベースとなりつつある。



 脳は「眠る脳(大脳)」と「眠らせる脳(脳幹)」とに分かれ、睡眠とは「脳(脳幹)による脳(大脳)のための管理技術」であるという解釈が、現時点では合理的で理解しやすいと思われます。
・脳を創る:胎児の時期、大脳の形成に眠りが不可欠
・脳を育てる:乳幼児から学童期・青年期前半にかけて大脳の成長に眠りが必要
・脳を守る:覚醒中に多量のエネルギーを消費し加熱状態にある大脳のニューロンを休息させ、脳内の情報処理作業から解放する
・脳を修復する:覚醒中に発生した活性酸素を除去し、大脳の機能を回復させる
・脳をよりよく活動させる:大脳の休息を解いて活性化するプロセスを睡眠中に実行することによって、大脳機能を修復することに加え、もっと賢く活動できるように支援する。



しかしながら、このような大脳を育て守り活性化するというプロセスと並行して、身体組織の新生や修復、免疫機能の増強、ストレス解消の支援という作業も睡眠中に実行されているので、睡眠の役割として、身体的な休息(疲労回復)や修復などの側面が否定されるものではない。

次回は「睡眠が損なわれるとどうなるか?」をお届けします。

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