西川本家(近江)にお邪魔させていただきました!【その1】 2015.11.24 扶桑店
みなさまこんにちは。
丹羽郡扶桑町イオンモール扶桑1Fの寝具専門店【ぐっすり屋扶桑店】栗本でございます。
先日、研修にてふとんの西川発祥の地、近江八幡の西川本家へ特別に入らせていただく
機会をいただくことができました!喜び勇んで近江八幡の街並みを歩く私。
皆さんに笑われましたが、いつものエプロン姿であります。
西川本家へ到着いたしました!
表札が素敵であります。
中に入らせていただきますと、このような佇まい。入り口付近は江戸期の建築部分なのだそうですが、まことに堅牢な造りで、解説の方がおっしゃるに「ビクともしておりません。」確かに!
まずはこちらの間にお通しいただき、「西川の歩み」と題されたお話しを聞かせていただき
ました。手吹きガラスの大窓の向こうによくお手入れされたお庭がゆらいでいます。
手吹きガラスは独特の「ゆらぎ」があるので、景色が水を通したようにゆらいで、なんとも
美しいのです。
西川創業は1566年だそうです。織田信長が美濃を攻め、のちの豊臣秀吉がかの有名な墨俣「一夜城」を築城したという時代の出来事なんですね。
当時は、蚊帳、生活用品などを伊豆まで売り歩き、また商品を仕入れながら近江へ戻るという行商をされていたとのことです。
上の写真ですが、右側に床の間があります。床の間のヘリ部分(黒い部分)はなんと2重構造となっていて、重要なお客さまをお迎えする際にはカバーとなっているヘリを取り外すことで、下から傷ひとつないピカピカのヘリが現れるという仕組み。お客さまによっては、畳も新品に入れ替えていたかもしれませんね!いつの時代も気配を欠かさないところはさすがとしかいいようがありません。
1807年の日付が記されている勘定目録帳には、「定」として、本当に簡単に要約すると、
●御公儀様、つまり国が定めた法を守ること。
●家内の者はまず仲良くすること、そして家業に精を出すこと。
●商売をするにあたっては利益は薄くすること。
●品薄になっても値上げをしないこと。
●世の中の害となる行動をとらないこと。
…と、記されているそうです。
現代の企業の決まりごととしてみても全く正しいと感じる、王道とも思える内容だと感じるのは、私だけでしょうか?
来年(2016年)、創業450年を迎えられる企業の風格を感じました!
さて!次回は、2階へとご案内いただきます!
お楽しみに!
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