西川本家(近江)にお邪魔させていただきました!【その3】 2015.11.27 扶桑店
みなさまこんにちは。
丹羽郡扶桑町 イオンモール扶桑1Fの寝具専門店「ぐっすり屋扶桑店」栗本でございます。
近江八幡「西川本家」を訪ねる旅(研修ですよ)、最終回であります。
2Fの洋風建築の間を通り過ぎると、ふたたび落ち着いた和の空間に包まれます。
こちらでも手吹きガラスによって、外のすだれが美しくゆらいでいます。
この手吹きガラス、今では製造できないとのことです。日本では1909年にベルギーからその
技術を取り入れ、製造を開始したのだとか。
手吹きガラスはまず、ガラスで円い筒を作成し、冷ました円筒に切れ目を入れ、さらに
窯の中で筒を熱して板状に延ばすことで作成されたのだそうです。素敵です!
こちらのお部屋には蚊帳がかけてあります!
この、蚊帳ですが、最初は無色だったとのこと。西川家の若き当主が行商の道中にて、
箱根の山で休憩を取ったときのこと、うたた寝をしていると夢の中で、一面の蔓(つた植物)が
爽やかに風にそよいでいる風景を見て、これだ!と感じたことが始まりであるとの説があるそう
です。
ちなみに、上の写真に写っている電燈なんですが、
コード部分をつまんで引き下げたり、上に上げたり、
自在に高さ調節をすることができます!
ほんの1ミリでも、動かして止まるのです!!
左の写真はあまりの出来事に興奮ぎみの私です。
その仕組みは、案内の方もご存じないとか。
蚊帳の上側には赤い部分があります。この赤がさし色となって、緑も、赤もあざやかに
なっていると思います。ひかりに透けてとても美しいですね。
最後に、1階に降りてお台所へ向かいます。
天井にはそれは立派な梁が組み合わされ、たくさんの電線が配電盤から各お部屋へ分配
されています。
お台所です…なんて素敵なんでしょう。
窯に火が入って湯気があふれ、たくさんの人たちが忙しくお支度されている場面を想像して、
ワクワクしていました。
個人的なことで恐縮ですが、私はもともと民芸館や町屋などを巡るのが好きで、近江八幡にも
訪れたことがありましたが、研修というかたちではありましたが西川本家を訪れ、大まかな
歴史についてもお聞かせいただくことができました。
現在私どもが販売させていただいているお布団にも、西川本家で培われた精神が宿っている
のかと思うと、なんともうれしい気持ちになりました。
研修のご紹介記事は、今回で終了です。
ここまで記事をお読みくださり本当にありがとうございます!こちらに書ききれなかった事は、
店頭にてお話しさせていただきます!!
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